最近はベビーマッサージ教室があったり、ベビーマッサージの資格がとれる講座があったり、本やDVDがあったりと自宅でベビーマッサージを行う方が増えているようです。
しかし、一人でやるのはよくわからないし、赤ちゃんの体に何かあったらどうしよう、教室に通うのもお金がかかる…
という方もいると思います。
かく言う私もその一人でした。
今回は私が調べた自宅でできるベビーマッサージの方法・注意点などをお伝えしたいと思います。
Contents
ベビーマッサージとは?
ベビーマッサージとは、スキンシップを通して親子の絆を深めながら子どもの発達を促すことです。
スキンシップ(肌と肌とのふれあい)を通して、眼と眼で見つめあったり、やさしく声をかけてあげることもその一環です。
赤ちゃんとコミュニケーションをとることで、赤ちゃんはもちろん、お母さんお父さんの情緒の安定にもつながります。
親子の絆を深め、赤ちゃんの発達を促します。
ベビーマッサージの効果
【精神的安定。親子の絆が生まれる】
ベビーマッサージの大きなメリットは、親子のスキンシップ(肌と肌とのふれあい)を通して赤ちゃんが安心し、愛されているという幸福感に満たされることです。
スキンシップをとると赤ちゃんとママ、パパの脳内にオキシトシンという愛情ホルモンが出るそうです。
オキシトシンとは、愛情ホルモン、幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質のことです。
マッサージにより分泌されるホルモンで、幸せな気分になることが分かっています。
【身体的効果】
赤ちゃんの肌を優しくなでてあげることで、赤ちゃんの皮膚が刺激され、血行が促進されます。
またマッサージによる適度な圧力は赤ちゃんの筋肉の発達を促します。
そしてリラックス効果もあるので深く眠ることができ、夜泣きの心配も軽減します。
リンパも流れ血行が良くなり、免疫力が上がるといわれています。
お腹のマッサージで便秘解消の効果があるともいわれています。
【赤ちゃんの変化に気づける】
赤ちゃんの肌に触れることで、赤ちゃんの微妙な体調の変化に気づくことができます。
乳幼児期の赤ちゃんとのふれあいはとても大切です。
なのでできるだけ毎日ふれあいをしてあげることが重要です。
毎日マッサージ教室に通うなんて無理!
パパにも一緒にやってもらってコミュニケーションをとってもらいたい!
と考えた私は自宅でできる方法を調べました!
いつからやっていいの?
ベビーマッサージを始める時期の決まりは特にないみたいですが、一か月検診が終わった後くらいに始めるのが良いそうです。
生まれたばかりの赤ちゃんは皮膚が弱いのでダメージを避けるためにもこの時期が過ぎてからにしましょう。
オイルを使ってのマッサージは2か月まで待ってからのほうがよいともいわれています。
赤ちゃんの様子とママの体調を見ながら無理のない時期に始めていきましょう。
はいはいを始めたり、つかまり立ちや歩けるようになるなど成長に従い、マッサージから逃げてしまう子もいると思います。
そんな時に無理に押さえつけてマッサージするのはよくありません。
親子でリラックスできるときに行うようにしましょう。
ベビーマッサージに必要なものは?
ベビーマッサージに特別必要なものはほとんどなく、自宅にもともとあるものを使って簡単に行うことができます。
【ベビーマッサージに必要なもの】
- 気温22~23度くらいの暖かい部屋
- 赤ちゃんが心地よく眠れる布団や座布団がある場所
- 赤ちゃんが寝転がれるサイズのバスタオル
- もしあればオイル(天然由来の成分のもの)
オイルはマッサージする際に、赤ちゃんの肌の滑りをよくするほか、保湿効果もあります。赤ちゃんの肌は敏感なので100%植物性のオイルを使いましょう。
また、使用前に必ずパッチテストを行いましょう。
パッチテストは太もも内側や腕の付け根あたりにオイルを少し塗ります。数分時間がたって赤くなったりせず、異常がないときだけオイルを使うようにしましょう。
お子さんの体調の変化などで、結果が変わる場合があります。
もし赤くなった場合は、やさしくこすらずぬるま湯で流してください。
ベビーマッサージの効果的なやり方
◆準備
赤ちゃんの体調や機嫌を確かめます
赤ちゃんは裸でマッサージするのが効果的ですが、おむつをしたままの場合はウエスト部分を緩めるようにしましょう
お部屋の中は暖かくしましょう。ママの手が冷たいとびっくりしてしまうので適度に温めておきましょう
静かな空間でリラックスして行うようにしましょう
◆ベビーマッサージの流れ
①手にオイルをつける
オイルはたっぷりつけ赤ちゃんの肌を傷つけないようにしましょう
②なでる順序
心臓から遠い箇所から行います。
足⇒お腹⇒胸⇒肩、腕⇒背中⇒最後に手首から肩、背中、お尻、太腿、足首への順番です。
必ず正しいやり方で行いましょう。
ベビーマッサージのポイント
大事なポイントはまずはリラックスすることです。
赤ちゃんをリラックスさせるためにはまずは親がリラックスすることが大切です。
親の気持ちが赤ちゃんには伝わります。
赤ちゃんのリラックスを促すには赤ちゃんと目と目を合わせて優しく声をかけてあげることが大切です。
もう一つのポイントは、赤ちゃんがご機嫌なタイミングで行うことです。
最適なタイミングは授乳や食事を済ませて赤ちゃんがご機嫌でリラックスしているときがおすすめです。
夕方や夜は眠くなりグズつく赤ちゃんが多いので、日中がおすすめです。
ベビーマッサージで注意すること
・マッサージを始める際にはもう一度手順の確認をしましょう
・うつ伏せにしてのマッサージは手短にする
・予防接種の後はさけるようにする
・マッサージ後には母乳やミルク、白湯などをあげましょう
・赤ちゃんの肌は乾燥しやすいので保湿をする
まとめ
このように自宅でもできるベビーマッサージです。
いざやろうとすると億劫に感じる面もあるかもしれません。
そういう場合はお風呂上りに軽くなでてあげたり、やさしく声掛けでも大丈夫です。
手足をさするだけでも赤ちゃんはリラックスできます。
まずは、そういうマッサージから始めるのもよさそうです。
YouTubeの動画でも簡単にできるベビーマッサージを載せていますのでよかったら見てみてください。https://www.youtube.com/channel/UChnmr6dC71WmiMbSjJWSNKA

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